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2007/08/23

がばいゾ「佐賀北高校」

最近の高校野球も、特待生問題などでイマイチ盛り上がりに欠ける大会が続いていました。私も、特に地元や郷里の高校が出場でもしない限り、試合結果も気にしない程でした。

しかし、昨日の決勝だけはちょっと事情が違いました。佐賀県代表の佐賀北高校と、広島県代表の広島広陵高校の対決です。広陵高校は言わずと知れた強豪校。対する佐賀北高校は公立の進学高校で、ほとんど無名校でした。

<全国高校野球選手権:広陵4-5佐賀北>◇22日◇決勝

Pbbtp50708230001  ミラクル快進撃で全国4081校の頂点に立った。佐賀北(佐賀)は0-4で迎えた8回、1点を返してなお1死満塁から3番副島浩史(3年)が左翼席へ3号逆転満塁アーチ。40年ぶり3度目の決勝で夏初Vを目指した広陵(広島)の悲願を打ち砕いた。決勝での満塁弾は佐賀勢初Vを飾った94年佐賀商の西原正勝以来2人目で逆転は初。佐賀北は開幕戦勝利、延長引き分け試合など7試合、大会史上最長の73イニングを戦い抜いた。公立校の優勝は96年松山商以来11年ぶり。特待生問題に揺れた高校球界に、さわやかな「がばい旋風」を巻き起こした。
 15日間をドラマチックに過ごした甲子園が、佐賀北のホームスタジアムになっていた。副島の打球を後押しするように、地鳴りのような歓声がわき起こる。副島が一塁手前で右手を突き上げると、5万人のスタンドも揺れ動いた。決勝初の逆転満塁弾。副島は「(佐賀)北高を応援してくれるみんなの思いが、ボールに乗った感じでした」と、大声援の力を口にした。
 追い詰められていた。2回途中から救援のエース久保が7回に今大会初の2失点。0-4と点差が広がり、副島も「正直厳しいと思った」。8回裏1死から久保がチーム2本目の安打を放ち、代打新川勝政(2年)が右前打で続く。連続四球で押し出しの1点が入る。副島に打順が回るとムードは最高潮。開幕戦で公式戦1号を放ち、準々決勝の帝京戦でもソロアーチをかけた3番打者を、大観衆は知っていた。その期待にビッグアーチで応えた。
 「フォアボールでもデッドボールでもエラーでも良いから、4番の市丸につなごうと思った。真ん中に入ってきたスライダーをコンパクトに振りました」。甲子園2発後、大振りが目立ち、ベンチで怒られ続けていた男は、広陵・野村に2打席連続空振り三振に倒れていたスライダーをあえて狙って奇跡を起こした。
 好守も奇跡を呼び込んだ。広陵打線に13安打を浴び、1回を除いて毎回走者を背負った。だが「守りからリズムをつくって甲子園で勝つチーム」という百崎監督の理想通りの展開だった。中堅の馬場崎俊也(3年)は、延長15回引き分け再試合となった2回戦で大飛球を捕った際に右太ももを痛め、準々決勝では左中間フェンス激突、右手首もねんざしたが、準決勝から痛み止めを飲んで出場。ナインの好守も快進撃を支えた。
 ベンチ入り18人はすべて軟式野球出身。特待制度とは無縁の公立普通校では84年取手二(茨城)以来の快挙。公立Vも80年以降わずか6校。昨夏は佐賀大会初戦敗退からの快進撃。副島は「チームが1つになったこと。プロに行くような選手はいないけど、全員が1つになって戦うのが高校野球だと思います」と答えた。これぞ高校野球。佐賀北の戦いに観衆は魅了された。開幕戦を引き当て、翌日帰省かと笑っていた“がばい普通の高校生”たちが、長い夏の終わりに笑った。【佐藤千晶】

[日刊スポーツ:2007/08/23 10:06]

まさか優勝するとは思わなかったと言う学校関係者は、「年間予算が60万円しか無いのに、後から来る請求が怖いです」と話していました。スコアボードには信号機を利用しての手作り。特に照明設備も無く、サッカー部と共同で使っているグラウンド。年間予算の多い私立高校と違い、決して恵まれているとは言えない環境で練習を続けての、まさにミラクルでした。

朝青龍問題などで暗い話題が多かったスポーツ界で、これこそ『高校野球』と言うような、爽やかな気分にさせてくれました。

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» 佐賀北高校が夏の甲子園で優勝! [佐賀北高校★優勝 主審 審判 誤審 はなわ 甲子園 県立]
佐賀北高校が、夏の甲子園で優勝しました。佐賀北高校関係者の皆さま、おめでとうございます!広陵ナインの生徒達もよく頑張ったと思います。終盤で大逆転の凄いゲームで見応え十分でした。県立高校、公立校の日本一は96年の松山商(愛媛)以来だそうですね。今回の甲子園は去年ほど話題性がなく、佐賀北高校ではエースピッチャー久保君が、「はなわ」に似ているくらいでしたね。あと、最後の大切なゲームで主審審判の判定が誤審じゃないのか?という場面が多く見受けられたのが少し残念でした。終盤は本当にハラハ...... [続きを読む]

受信: 2007/08/23 21:12

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